「ARIZONA FREEDOM(アリゾナフリーダム)」は、「自然との共生」をテーマに、様々なオリジナルジュエリーを展開しているシルバーアクセサリーブランドです。
インディアンジュエリーブランドのパイオニアとして有名な「goro’s(ゴローズ)」と同様に、インディアン(ネイティブアメリカン)をベースにしていることから、ゴローズファンの方からも多くの支持を得ており、ゴローズのアイテムのテイストが好きな方なら絶対に気に入るようなアイテムを数多く取り揃えています。
そんなアリゾナフリーダムは、1989年に千葉県で誕生し、30年以上の歴史があるシルバーアクセサリーブランドの中では比較的歴史の長いブランドとしても知られていますが、ブランド設立に至った経緯や、ものづくりに対するこだわりなど、ブランドをより深く知ることで、アリゾナフリーダムが如何にして多くの人々から愛されるブランドに成長していったのか納得できるかもしれません。
そこで今回は、ARIZONA FREEDOM(アリゾナフリーダムの歴史についてご紹介します。
目次
ARIZONA FREEDOM(アリゾナフリーダム)の歴史
①ブランド設立
アリゾナフリーダムの歴史の始まりは、30年以上前に遡ります。
1989年、鈴木総一郎と言う人物が、千葉県の北西部にある市川市の小さな街のはずれに「ARIZONA」と言うシルバーアクセサリーを専門に扱うショップを立ち上げます。
このショップの開業がシルバーアクセサリーブランド「ARIZONA FREEDOM(アリゾナフリーダム)」の歴史が始まった瞬間でもありました。
創業者である鈴木氏は、「人の手で作り出す温かい作品を、たくさんの人にお届けしたい」、「そのひとつひとつを手にとって身につけた時の心地良さの違いを感じて頂きたい」と言う考えやこだわりから店舗の立ち上げに至ったと言われています。
アリゾナフリーダムでは、リングやブレスレット、ペンダントトップ等の豊富なバリエーションを誇るシルバーアクセサリーを始め、ベルトや財布と言った本格的なレザーアイテムも展開しており、大人の男性でも持てるような、高級感溢れる洗練されたアイテムを数多く扱っています。
小さなショップには鈴木氏のこだわりが詰まったアイテムが並んでおり、ひとつひとつ丁寧に作られた繊細なシルバーアクセサリーは、 たちまち評判を呼び、次第に多くのシルバーアクセサリーファンに知れ渡っていくことになります。
ARIZONA FREEDOM(アリゾナフリーダム)の歴史
②鈴木総一郎氏やクラフトマン達のこだわり
アリゾナフリーダムの創業者である鈴木総一郎氏は、ものづくりをするときに最も大切にしている言葉として、「一期一会」を挙げており、「手づくり故に同じ物は二つと作れず、だからこそ最高の一つをお届けしたい、一生に一度と言う思いを込めて、今日もこれからも」と言う言葉を綴っています。
さらにアリゾナフリーダムでは、すべての直営店に工房を併設していると言うこだわりぶりで、これは、ひとりひとりが求めているものにスムーズに応えられるようにと言う願いや、お客さんと一緒に創り上げられるようにと言う思いが込められています。
アリゾナフリーダムのアイテムは、品質・デザイン共に高い定評がありますが、これらのアイテムを生み出しているクラフトマン達の存在も忘れてはなりません。
創業以来、アリゾナフリーダムのアイテムは才能豊かなクラフトマンによって工房でひとつひとつ丁寧に制作されています。
多くのこだわりが詰められたアイテムには、クラフトマン達のものづくりに対する情熱や職人魂が注ぎ込められており、技術力やクラフトマンスピリットは次の世代の職人にも受け継がれています。
ARIZONA FREEDOM(アリゾナフリーダム)の歴史
③コンセプト
アリゾナフリーダムは、「自然との共生」をテーマに掲げています。
自然界が与えてくれる感動や実際に自然に触れて感じたことを大切に、その思いをひとつひとつ込めて、こだわりのアクセサリーを生み出し続けています。
ブランドのメインシンボルは、神話にも多く登場する、太陽を神格化した”太陽神”です。
エネルギーに溢れた太陽は、大いなる愛の象徴でもあり、「全ての生命の源」と言う意味を持っており、アリゾナフリーダムのほとんどのアイテムには、太陽のモチーフが施されています。
さらに、アリゾナフリーダムのもう一つブランドのメインシンボルなのが、”唐草(アラベスク)”です。
曲線の蔓が絡み合う模様が特徴的な唐草は、「生命の力強さ」を表しており、縁起が良い模様として西洋では結婚指輪に定番モチーフとして用いられています。
唐草は、太陽神とともにアリゾナフリーダムの多くのアイテムにデザインされることが多く、クラフトマンの手によって打ち込まれた繊細な唐草模様は一見の価値ありです。
また、アリゾナフリーダムのアイテムは、ひとつひとつに意味合いが込められていることから”作品”と呼ばれており、丹念に作られたアイテムからは、職人達の温もりやスピリットを感じとることもできます。
シルバーアクセサリーのデザインには、フェザーやイーグルなどのインディアンの定番モチーフも多く、ゴローズなどの他のインディアンジュエリーブランドと比較してみるのも面白いかもしれません。
アリゾナフリーダムは、男性向けのアクセサリーブランドのイメージがありますが、ほとんどが性別に関係なく身につけることができ、中にはハートやフラワー、ベルなど、女性らしい可憐なモチーフのアクセサリーも展開されています。
さらに、アクセサリーのデザインは、インディアンだけでなく、クロスモチーフなど西洋のデザインから取り入れることもあり、アリゾナフリーダムなら独創的でこだわりのある唯一無二のシルバーアクセサリーを見つけることができます。
ARIZONA FREEDOM(アリゾナフリーダム)の歴史
③日本を代表するシルバーアクセサリーブランドに
1989年の創業以来、アリゾナフリーダムの直営店は市川のショップのみでしたが、1997年には、シルバーアクセサリー店の激戦区でもある東京の原宿に出店を果たし、さらに多くのファンを獲得するようになります。
1990年代には、空前のシルバーアクセサリーブームが巻き起こったことで、これまで以上にブランドの知名度がアップし、若者を中心にアリゾナフリーダムのシルバーアクセサリーも大ヒットを飛ばします。
さらに同年には、千葉県市川市の国府台にも新規店舗をオープンし、翌年の1998年には千葉県の柏市に柏店がオープンします。
2000年には東京の町田に町田店をオープンしました。
同年、初のオンラインショップがオープンし、これによって近くにショップが無い方でも、手軽にアリゾナフリーダムのアイテムを購入できるようになります。
2002年には、国府台店が千葉県の八幡に移転し、八幡店がオープンします。
そして2007年には、渋谷店がオープンしました。(現在は閉店)
2019年には、ブランド設立30周年を迎え、コイントップやレタードブレスなどの30周年を記念したアニバーサリーアイテムが限定販売されました。
現在、アリゾナフリーダムは直営店以外にも全国各地に数多くの取扱店があり、その中でも、北海道、宮城、福島、茨城、群馬には豊富な品揃えと商品知識を誇る正規代理店があります。
さらに近年では海外進出を果たし、中国やタイにはアリゾナフリーダムのアイテムを扱う店舗がいくつかあります。
アリゾナフリーダムは、今では日本を代表するシルバーアクセサリーブランドの一つとして君臨し、この先もシルバーアクセサリーを愛する多くの人々を魅了し続けていくことでしょう。
まとめ
今回は、アリゾナフリーダムの歴史についてご紹介してきました。
手作業でひとつひとつ丁寧に作られているアリゾナフリーダムのアイテムは、大切に使用すればどれも”一生モノ”として末長く愛用することができます。
自由な発想から次々に生み出される個性溢れるシルバーアクセサリーは、手に入れた直後の色合いも美しいですが、使い続けることで経年変化し、味が出てくることから、少しずつヴィンテージ感が出ていくのも楽しみのひとつです。
アリゾナフリーダムでは様々なモチーフのアクセサリーがあるので、最初はどれにするか迷ってしまうかもしれませんが、じっくり選んでお気に入りのアクセサリーを見つけてみてださい。
元々インディアンモチーフが好きな方はもちろん、シルバーアクセサリーにこれから挑戦してみたいと言う方ぜひアリゾナフリーダムをチェックしてみてはいかがでしょうか?