日本を代表するインディアンジュエリーブランドである「goro’s(ゴローズ)」は、熱狂的なファンを多く持っていることでも知られていますが、原宿によく遊びに行く人にとっては、ゴローズと聞くと、原宿・表参道にあるゴローズのショップに入店する為の長蛇の列を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
ゴローズではショップの前に長蛇の列ができると言う、アクセサリーブランドでは異例の珍しい光景を見ることができ、その上、列に並んでいても、抽選に当選しなければ入店すら出来ないと言う、厳しい入店システムがあることでも有名です!
このように、ゴローズのアイテムを購入するには、抽選を当てて、入店する為に長時間列に並んだりと、様々な壁を突破しなければなりませんが、なぜここまで連日のように長蛇の列ができてしまうのか疑問に思う方もいるかもしれません!
そこで今回は、ゴローズのショップに毎日長蛇の列ができる主な理由の数々をご紹介します!
目次
1 .通販を実施していない
ゴローズに連日絶え間なく行列ができてしまう最大の理由ともされるのが、公式での通販サイトを一切実施していないと言うことです!
今では、ほとんどのアクセサリーブランドで公式通販サイトをオープンしていますが、ゴローズでは現在も頑なに通販サイトをオープンしておらず、その為、原宿のショップで購入するしか正規の入手方法が無いのも行列ができる原因になっています!
通販サイトが今も存在しないのは、スタッフがお客さんとのコミュニケーションを大切にしており、直接お客さんに販売を行う対面販売を今も昔も心がけているのも理由の一つとされています!
2 .一度に入店できる人数が限られている
ゴローズでは抽選をする為の列だけだなく、抽選に当選後も入店する為に長蛇の列ができ、行列は閉店間際まで途切れることがありません!
1日中行列ができてしまう理由として挙げられるのが一度に入店できる人数の少なさです!
原宿にあるゴローズのショップは、こじんまりとした雰囲気が特徴的ですが、その分スペースも限られており、ごく僅かの人数しか入店することができません!
その為、その時の状況によって異なりますが、一度に入店できるのは4人~7人ほどで、グループになって入店することになります!
ゴローズでは入店する番号順に1人ずつ接客して販売をしていく為、1人の接客に10分以上かかることもあり、自分の順番が来るまで辛抱強く待つ必要があります!
しかも、ゴローズのショップは完全入れ替え制となっており、グループ全員の購入が完了するまで次のグループの人達は入店することができません!
その為、列が中々進みずらくなっており、30人程しか並んでいない場合でも、かなりの待ち時間を要してしまうことになります!
3.休憩時間がある
ゴローズの営業時間は、月曜日から土曜日は13時~20時、日曜日と祝日は13時~19時30分までとなっておりますが、営業時間中は、ずっと営業していると言う訳ではなく、夕方に1時間ほど休憩時間を設けています!
休憩時間は通常17時30分から18時30分までとなっており、休憩時間は並んでいても当然列が進むことが無い為、再開するまでそのまま待機しなければなりませんが、休憩時間帯は自由に列を抜けることが可能なので、一旦抜けて自由に好きな場所で過ごすこともできます!
また、休憩時間終了後の入店になった場合は、人気のフェザーなどは売り切れている可能性が高く、限られたアイテムしか置かれていないこともあるので、重々承知の上で行きましょう!
4.一度に1アイテムしか購入できない為
ゴローズに並ぶのは、ほとんどがリピーターだと言われており、中には毎週欠かさず通っている人もいます!
※現在、コロナの影響で並びには追加のルールが設けられています。
何度も並ぶ人が大勢いる理由の1つが、厳しい購入制限です!
ゴローズでは原則として1回の来店で購入できるアイテムは1つのみとなっており、通常ではショーケースに陳列されているアイテムの中から、 どれか一つを選んで購入することができます!
その為、いくつかのアイテムを組み合わせたい場合は、複数回通ってその都度購入する必要があります!
遠方からわざわざ来ている方などは、複数点購入したくなってしまうかもしれませんが、このような措置がとられているのは、転売対策の一環でもあるので仕方なく受け止めて、欲しいアイテムが揃うまで頑張って何度も並びましょう!
5.原宿にしか店舗が無い
ゴローズの歴史は、1956年に創業者である高橋吾郎氏がレザークラフトブランド「ゴローズ」を立ち上げたのがはじまりで、その後1966年に青山に工房を構え、1972年に青山から原宿に拠点を移して今に至ります!
原宿・表参道にあるショップはゴローズの唯一の店舗であり、全国に取扱店なども一切無く、ゴローズのアイテムは原宿のショップでしか販売されていません!
その為、現状ではゴローズのアイテムを入手するには、原宿の唯一のショップでしか購入することができず、ゴローズに憧れて毎日全国から多くのファンが足を運んでいます!
また、ゴールデンウィークなどの連休には、普段は中々来れない遠方のファンが押し寄せて、多い日では1000人が行列をなすことも珍しくありません!
並ぶ人が多いほど、抽選に当選する為の倍率が高くなってしまう為、できるだけ比較的並ぶ人が少ない平日に行くのがおすすめです!
6.芸能人愛用アイテムをゲットする為
ゴローズが開店した当時は、今のような長蛇の列はできておらず、行列ができるようになったのは1990年代頃からだと言われています!
ゴローズは90年代に熱狂的なブームとなり、一気に知名度が上昇しましたが、そのブームの火付け役とも言われているのが木村拓哉さんです!
木村さんはゴローズを愛用する芸能人として有名で、他にも金子賢さんやV6の三宅健さんなどの数多くの芸能人に愛用者がいます!
好きな芸能人が愛用しているのと同じアイテムを欲しがるファンも多く、列に並ぶ人々の中にはゴローズを愛用する芸能人のファンも多くいると言われています!
しかし、芸能人が愛用するアイテムは大人気ですぐに入手困難になりやすく、また一般人はほぼ入手不可能な貴重なアイテムを着用している場合もあることから、芸能人愛用アイテムが欲しいと言う場合は、事前にそのアイテムの入手難易度を調べておくのがおすすめです!
7.目当てのアイテムを買えるまで並ぶ為
ゴローズの店内には様々なアクセサリーが展示されていますが、購入できるアイテムは、基本的にショーケースに陳列されている、値札が付いたアイテムのみとなっています!
また、ゴローズでは1日に販売される在庫数が決まっている為、早い時間に入店することができると、多くのアイテムから選ぶことができますが、閉店間際など遅めの時間に入店すると僅かな数のアイテムしか無く、よっぽど運が良くないと目当てのアイテムを購入することはできません!
また、ゴローズでは通常通り販売しているアイテム以外にも、「引き出し品」と呼ばれるアイテムがあります!
上)メタル付全金ホイール 下)全金イーグルフック
引き出し品とは、引き出しの中など、見えない場所に保管されているアイテムのことで、ショーケースに並ぶアイテムよりも希少価値が高くなっており、購入するには、常連になって何度も通い続け、店員に覚えてもらう必要があります!
このように少しレアなアイテムが欲しい場合、1回来店しただけでは購入できる可能性は非常に低くなっていることから、 何度も足を運ぶファンが多いのも、長蛇の列を作ってしまう一因となっているかもしれません!
まとめ
今回は、ゴローズに長蛇の列ができる様々な理由をご紹介してきました!
ゴローズの行列は、今でこそ原宿ではすっかりおなじみの光景にもなっていますが、長蛇の列の理由の数々を知ると、毎日これほどまでの行列ができてしまうことに納得が行くのではないでしょうか!
そこまでして並んでまでも手に入れたくなるゴローズのアイテムは、それほど多くの人々を惹きつける唯一無二の魅力があるのかもしれませんね!
お目当てのアイテムをゲットするのは中々難しいですが、原宿に足を運んだ際には、是非ゴローズに並んでみてはいかがですか!